リビング・ダイニング
開放感あふれるLDK
ダイニングキッチン+和室を一間続きのLDKに改修した事例。
キッチンを対面式に、リビングとして利用していた和室を洋室に。押入れを無くし、下がり壁と間仕切り壁を取り除くことによって、分かれていたダイニングキッチンと和室は、さわやかな風が通るような開放感あふれるLDKへと生まれ変わった。
横浜市 H邸 / 工事内容:LDK改修工事 / 施工費:約250万円 / 工期:5週間
[AFTER] ダイニングテーブルを置かない代わりに、ダイニング用の造作カウンターを設けたことで、11畳のスペースの中に、対面キッチンとリビングを両立することが出来ている。
[BEFORE] リフォームする前の様子。
[BEFORE] リフォームする前の様子。
[AFTER] 大きな押入れだったスペースをテレビ置きスペースにすることは、大変勇気のいる判断であった。必要なものは何なのかをよく考えて、長年利用していないものは積極的に処分する方向になった。
収納はあれば便利だけれど、あればあるだけモノが溜まっていってしまい、いたちごっこになってしまう。断捨利とリフォームをセットで実施。
[BEFORE] リフォームする前の様子。
[AFTER] 今回の計画では、撤去した間仕切り壁もあれば、あえて残した壁や柱もある。LDKリフォームでは壁や柱が何かと邪魔者扱いされることが多いが、家具・設備の配置やデザイン面で部分的に残す方が得策であると考えた。
[BEFORE] リフォームする前の様子。
[AFTER] 天井のシーリング照明をダウンライトにすると、天井がすっきりとなる。リビングを広く見せるために大変効果的である。
ブルーのペンダントライトは、同系色でまとめたアクセントの壁クロスとカーテンと共に奥様のお気に入り。
[AFTER] 写真は飾り棚としての利用をイメージしたが、キッチン脇の棚廻りには電源コンセントのほかに電話用・LAN用モジュラーコンセントを設置し、電話機やパソコンをつなぐことが可能。棚板の奥行は20~25cmと短いが、A4サイズの書類や生活雑貨類を取り出しやすい位置に置ける。キッチン周辺に身近なモノが集まりやすくすることで、あらたな生活の流れができあがる。